効率よく情報の内容を記憶していくには、そのコアになる部分をとらえることが重要であることをご説明してきました。
そして効率のよい記憶術は、そのコアをペンキを塗るかのように厚くしていくことあるともご説明してきました。
しかしながら、記憶術を使って記憶しようとするときに、どうしてもその記憶しようとする情報のみを考えてしまう人が多いです。
そのコアの部分を忘れてしまって、個々の情報のみに振り回されてしまう・・・
これでは、記憶の定着が良くなることはありません。
まずは情報のコアをしっかりととらえて記憶術を進めていくことが大切です。
問題集を解くときなど、特にそういう状況になりがちです。
なぜコアの部分を忘れてしまうのでしょうか?
やはり人は情報を与えられると、その情報に意識が集中してしまう傾向があります。
特に目で見た情報はそうなりやすいです。
したがって、コアの情報というものは、意識して確認していく必要があります。
何度か確認していくうちに、コアを意識しなくてもしっかりと頭の中で把握するようになります。
今記憶しようとしている情報は、コアの部分のここを補強するものだ、ということが頭の中で自然にできるようになります。
そうなるまでは、何度もコアの部分を確認しなければならないのです。
コアの部分というのは、建物でいえば基礎の部分です。
基礎は深ければ深いほど建物を強く補強するものです。
コアも自分自身に深く浸透していけば行くほど、記憶術で記憶した情報も記憶に残りやすくなります。
前回ノートの取り方をご説明しました。
ノートの取り方も、当然このコアが前提になります。
ただ間違えた問題をノートに書いていくということは、コアの部分を見失いやすくなります。
どのような状況でも、コアの部分を見失うことなく、記憶していくことが重要です。