記憶術にとって大切なことは、情報を整理することです。
難しく感じる人は、できる限り簡単な状態まで情報を整理することであると考えてみてください。
記憶術の効果をあまり感じない人というのは、この情報の整理がどうしても苦手な人が多いです。
苦手な人は、まず記憶しなければならないものを簡単にすることを心がけましょう。
大きなテーマをつかむことという意味でも、このできる限り簡単にすることは重要です。
記憶術での情報の整理は、小学生にも分かるように説明できるところまでできると良いでしょう。
記憶術というのは、イメージ記憶術という意味であると考えている人が多いです。
あなたもそうですか?
しかし、もっと重要なのは情報を簡単な状態まで整理してしまうことです。
記憶術というのは、記憶しなければならないものをできる限り簡単に記憶することです。
難しいものを難しいまま記憶しようとしても、記憶できません。
では、ここでいう難しいというのはどういうことでしょうか?
一言で言えば理解できていないということです。
記憶術での前提は理解できていることなのです。
わからないことは記憶術を使ったとしても記憶できません。
たとえば経済学を学んだことがない人が、経済学のテキストを初めて見たときに、それを記憶しようとしてもできません。
確かに記憶術を使っていきなり記憶していくこともできます。
しかしその記憶は全く引き出すことができないはずです。
したがって最初は記憶しようとしないで、内容を理解する必要があるのです。
ここで内容を理解しようと、テキストを最初から一字一句逃さないように読む人がいます。
しかし全く理解できないはずです。
それは経済学の知識としてコアになるものが存在しないからです。
記憶術を効果的に使うためには、このコアになる部分を作るのが最初であり、それが情報の整理なのです。
そのコアは誰にでも分かる簡単なものです。
それをつかんだとき、記憶術は効果を発揮するようになります。