最初に取り組んだ外国語は英語で、決して初めから人並み外れていたのでは無く、初段階ではごく普通の人のレベルから学習をスタートさせていた様です。
しかし、数ヶ月後(右脳が開いてから)にはその記憶術や習得力は桁はずれなレベルまで向上した様です。
最終的には、一カ国語を習得するのに六週間以上掛からなかったと言っています。
いったいどんな記憶術でそんな事ができたのでしょう。
実は、シュリーマンは学習の大半を「音読」にあてていました。
声を出してひたすら外国語の本を読んだのです。これがシュリーマンの記憶術だったのです。
しかし、音読と言っても、まず最初は意味も解からずに読み続けるのです。
私たちは、音読の経験は誰しもあると思いますが、意味も解からない言葉や文字をひたすら読み続けた事がある人は少ないと思います。 丁度子供が、訳もわからずに大人やテレビの真似をすると言ったところでしょうか。
そのことに一体何の意味があるのか?
右脳は胎児の段階で母親や自身の心音や消化音を聞きながら発達し、状況を 大まかにイメージしたり、生命の危機を察知する様な能力を担当している事 などに由来している、
すなわち、上記の音は未発達な感覚器官でも判別できる長い波長の音(低音)の響きなのだと言う事が最近の脳の研究で解かってきています。
一方左脳は、右脳に比べかなり遅れて、言語による呼びかけや反応と共に急速に発達する事も解かっています。
それに、左脳は短い波長、音で言えば比較的高い音を受け持つ様になります。
これが、誰にでも出来る右脳記憶術の一つです。
これは、説明してきた、情報の整理と矛盾しないか?とお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし、重要なのは、外国語の勉強には、母国語を土台にしてはいけない、ということです。
わかりづらいでしょうか?
つまりは、英語を聞いて、頭の中で日本語に翻訳して理解しようとすることをしてはいけないということです。
最初は非常に難しく感じますが、音読を続ける内に、英語のみで理解できるようになります。英単語を記憶する際に、覚えやすく記憶術はあります。そういう方法も後々ご説明いたします。
しかし、英語や外国語は、聞き取り、話すことが最重要。
そのためには、絶対に音読が必要です。英単語の記憶は音読でしっかり頭をトレーニングした後でも十分にできます。音読の重要性、再認識してください。
しかし、音読に集中しなければ記憶術はもちろん出来ません。
重要なのは、やはりリラックスとスピードです。
もちろん音読は、外国語以外の勉強にも絶大な効果を発揮します。
あまり勉強の成果を感じていらっしゃらない方は、すべての勉強に音読を取り入れてください。