そして、それの問題点も書いてみました。
集中力強化の練習で、集中力がアップしても、それの多くは、集中力強化の練習のための集中力アップであること。
これでは、肝心の記憶すべきものの前ではまったく役に立ちません。
人は自分自身を客観的にとらえることが苦手です。
それは、自分の欠点もすべて自分で見えてしまうため、意識的に避けるのかもしれません。
しかし、記憶術も集中力の強化もすべて、自分自身を客観的にとらえることが、絶対に必要です。
客観的にとらえること、とくに今回は、集中力アップのためのものを考えたいと思います。
集中力アップのためにはどのような訓練、練習が必要なのでしょうか?
たとえば、座禅をやるとか、裁縫をやってみるとか、方法はいろんなものがありますね。
最近では、集中力の本が書店などに並んでいて、情報を得やすい状況になっています。
しかし、多くの情報にもかかわらず、集中力を強化できたという人のことを聞くことがあまりありません。
みなさん、本、商材などで勉強しているにもかかわらずです。
この原因を考えなければ、いたずらにそのような訓練をしても、まったく意味がなく、記憶力アップにもつながりません。
問題は、客観的な自己分析の欠如です。
言葉で書けば難しいかもしれません。
しかし、やってみれば以外に簡単かもしれませんよ。
たとえば、椅子に座ってリラックスしながら集中力を高める方法をとる場合、自分で客観的に分析するというのはどうやるのか?
自分がしっかり集中できているという状態がどのようなリラックス状態なのか、手や足が重くなった感覚があるか、おなかの辺りが暖かい感じがするか、そのような身体の変化が必ずあります。
その状態を自分の感覚でしっかりと記憶します。
その感覚をすべて、記憶すべきものの前でしっかりと再現するのです。
その状態をそのまま維持して記憶していく。
このようにする必要があるのです。
集中力の強化と記憶術がまったく別もののように考える人がいます。
それが無自覚であったとしても、それでは役に立ちません。
記憶術と集中力強化の関係を今一度考えてみてください。