小さな成功を繰り返す
記憶術を使うことで記憶力が向上したと感じるとき人は大きな喜びを感じます。
それは、人の欲の中で、唯一表に出てきているのが好奇心だからです。
好奇心というのはだれにでもある欲望です。
いろんなことが知りたい、見たい、聞きたいというのは欲求なのです。
したがって、勉強するということ、記憶量を増やということは、欲求を満たすものであり、楽しいものであるはずです。
しかしほとんどの人がその欲求を満たそうとはせず、それどころか勉強が苦痛に感じてしまう傾向があります。
それはなぜなのでしょうか?
一つは周りからの影響です。
「勉強はつらいものだが、頑張れば結果が出るんだよ」というようなことを両親や学校の先生から聞いた人は多いはずです。
確かに頑張れば結果は出ますが、勉強がつらいものだというのは代々続く悪癖と言うべきものなのでしょう。
人はこのような何気ない言葉にも多大な影響を受けます。
ましてやそれが、すべてを受け入れる小さな子どもの場合は特にそうです。
もう一つは、今までしてきた勉強が、他人から与えられた情報であり、自分から取りにいった情報ではないからです。
人の記憶力というものは情報を整理しなければならず、それは自分への質問ということが非常に大切でした。
この質問によって人は、情報を自分から取りにいけるのです。
しかし、他人から与えられた情報というものは、積極的に自分から取りにいくということができません。
それは、記憶しづらい情報であり、脳にとっては苦痛であるかもしれないのです。
これらの状況を改善するには、小さな目標を決めてそれらを達成し、成功体験をたくさん積むことです。このことは以前解説しました。
成功したとき、人の脳はドーパミンというホルモンを放出します。
これは快楽のホルモンと呼ばれ、成功するたびに脳からでてきます。
小さな成功体験も積み重ねるたびに、ドーパミンが放出されるため、その快楽を求めて人はどんどん成功していくのです。
成功する人はこのドーパミンの放出を無意識で感じている人が多いのです。
そして、勉強は必ず、自分から情報と取りにいくことです。
たとえば、その授業で自分は何を得ることが出来るのか、知らなければならないことは何か、先生は何を伝えようとしているのか、そういう質問を自分自身に投げかけ、その答えを必ずその授業から得ることです。
情報は与えられたものは記憶しづらいもの、それは苦痛となります。
自分から積極的に情報をとりにいくこと。
何も授業中に積極的に発言しろということではありません。
もちろんどんどん授業に参加していくことは悪いことではありません。
しかし、重要なのは情報を自分から取りにいく、このことです。
今までの記憶術の解説をもう一度しっかりと確認して授業や講義、また資格試験の勉強に望んでください。
成功をどんどん繰り返して好奇心を満たすことを覚えてください。
2008年05月12日
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