右脳記憶術については、以前から少しずつお話してきました。
イメージトレーニングは続けていただいておりますでしょうか?
以前お話した方法は、右脳の開発と記憶術のトレーニングの両方の意味がありますので、ぜひ続けてください。
さて、右脳記憶術や右脳トレーニングでは、あたかも右脳は優れていて左脳は優れていない脳という感じを受けるように書かれています。
たとえば、左脳についてはこのような説明を聞かれたことがないでしょうか?
「左脳は言語と理論でじっくり思考し、記憶したり計算する意識脳(顕在意識脳)です。コツコツ努力し積み上げる直列型の許容量の小さい脳であるため、どんどん忘れないと 次の情報を記憶できないので短期記憶脳です。」
たしかに、左脳は論理の脳で右脳はイメージの脳という機能的な違いはあります。
しかし、左脳をうまく使って記憶していく方法もあり、そして右脳と左脳両方を一緒に使うことで人の記憶というものは最大の効果を発揮するものです。
そのようにいままでの記憶術は解説してきたつもりです。
左脳は劣っていて、右脳は優れているという考えは捨てたほうがよいかもしれません。
普通の生活ではどうしても左脳が優位になってしまいます。
右脳はイメージや直感の脳ですから日常生活では、なかなか使いづらいと思います。
そこで右脳トレーニングや右脳記憶術の話をしているのです。
たとえば左脳の記憶術としては、情報を自分の覚えやすい形に変えて記憶するという方法があります。
資格試験の法律を覚える方法のときに解説しました。
最高裁判決昭和37年3月7日警察法改正無効事件
争点
議員の議事手続に司法権が及ぶか。
判旨
両院において議決を経たものとされ適法な手続きによって公布されている以上、裁判所は両院の自主性を尊重すべきである。
よって、同法制定の議事手続に関する事実を審理してその有効無効を判断すべきではない。したがって司法権は及ばない。
この判例を覚えやすいように変えました。
「両議院は、部活のキャプテンと副キャプテン。
2人は相談して、部員の処分を決めます。
処分された部員はそれを不服として、顧問の先生(最高裁判所)に相談。
先生はキャプテンと副キャプテンの判断を尊重して、部員の相談には応じませんでした。」
これは左脳のもつ論理的な力を使った記憶術です。
もちろん右脳の直感的に情報を変える力も使っています。
人の脳は、右脳も左脳もあわせて一つの脳です。
片方だけではなく両方のバランスが大切です。
右脳のトレーニングは、日ごろの左脳優位の生活でバランスが崩れていることから必要になるのです。
右脳のイメージの力は素晴らしいです。それは左脳の論理の力とあいまって最大の力を発揮します。