記憶力を高めるためには、運動不足は大敵です。
それは以前に少しお話しました。
筋肉が少なければ、足から戻ってくる血液の量が不足して脳に回る血液が減ります。
結果はお分かりですね?
脳は全力を出し切ることができません。
やはり記憶力を上げるためにも、そして記憶術の効率を最高のものにするためには運動が必要です。
そして運動にはもう一つ重要なことがあります。
それは神経を鍛えることです。
それはどういうことなのでしょうか?
テレビなどのCMでマッサージの機械のようなものを身体に貼り付けて、電流で強制的に筋肉を動かして痩せるというものを見たことがあると思います。
あれはダイエットの効果としては望むことができると思いますが、一流のアスリートがあのようなもので、楽をしてトレーニングしていると聞いたことがありません。
それには理由があるのです。
筋肉は脳からの指令が神経の中を通って命令を受け取ります。
この神経は身体を動かすトレーニングでしか鍛えられないのです。
外から機械で強制的に筋肉を動かすような方法は決して神経を鍛えることができません。
だから一流のアスリートたちは地道に毎日のトレーニングを欠かさないのです。
鍛えるのは筋肉と神経、また頑張ることで精神なども鍛えることができるでしょう。
この神経というのは当然記憶術や勉強のときにも使われます。
脳からの指令というのはどのような動作、思考のときでも使われるからです。
身体を鍛えることで獲得した神経は記憶術のときにも使われるのです。
みなさんは、高校などで運動部に所属する生徒のほうが、帰宅部の生徒よりも成績がよいということを聞かれたことがないでしょうか?
これが運動の記憶への好影響の実例です。
運動は自分の神経を鍛えることにもなっていることを頭の中に入れておいてください。
運動をしている人としていない人では、記憶術のスピードにも差があるように感じます。
もちろん、記憶の作業のときに手を動かしたり、口を動かしたりして記憶していくこともそういう意味で大変効果的です。