多くの人は勉強と称してサブノートのようなものを作ることをせっせと行なっています。
このサブノートを作るということに満足してしまっている人は、記憶力を高めることが難しいです。
まず記憶術を効果的にするためには、記憶術を使う時間を増やす必要があります。
サブノートを作ることは、記憶する時間ではなく、単なる作業なのです。
サブノートを作るだけでは、決して記憶することができません。
記憶術の効果を高めたい人は記憶する時間、勉強する時間を増やすこと、時間の管理が大切なのです。
サブノートを作ることで、精神的な安定を得てしまい、それ以上は何もしない、このような状態が記憶術ではまずいのです。
以前に解説いたしましたが、ノートは記憶の補助でなければなりません。
そのためには、記憶しやすいようにノートの取り方を徹底的に考える必要があります。
では、記憶の補助としてのノートの取り方とは、どのようなものでしょうか?
まず、記憶の補助なのですから、記憶できていないものをノートに取ることです。
記憶できているものまで、丁寧にノートに取る人がいますが、やはりあまり意味はありません。
記憶できていないものをノートに取ることで、記憶の補助とすることができるのです。
そして、なぜ記憶できないのかを明確にノートにすること。
自分の感情などもノートにメモしておくことです。
そういった情報は記憶を助けるものです。
そして、記憶できないものは、自分の知っているものと情報を変えて考えることです。
その自分に分かる情報に変えたものをノートに取ることで、そのノートは記憶を補助することができるようになるのです。
情報を変えるということは、今まで何度か説明してきました。
情報を自分の記憶しやすい形に変えてしまうことは、やはりなにか抵抗があるようです。
しかし、記憶術を向上させるために、情報の形を変えることは、まったく悪いことではありません。
どのように記憶したかその過程を試験に問われることなど、決してないのですから。
記憶術を向上させるためには、記憶する時間を増やし、作業の時間をなくしてしまいましょう。